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大峰山のだらにすけ

だらにすけとはtopics

information山伏と胃腸薬

  • 役の行者(えんのぎょうじゃ)と陀羅尼助

    今から1300年前のこと。奈良県吉野の大峰山で修行をしていた役の行者は、疫病が流行して人々が困っているのを助けるため、山中にあるオウバクの木の皮を煎じて人々に飲ませました。腹痛に苦しんでいた人々はこの薬によって救われたのです。
  • 後に、役の行者の従者である後鬼(ごき)の子孫である洞川の村人が、この薬の製法を伝授されたと言われています。
  • 江戸時代になると、腹痛によく効く胃腸薬として広く民衆の中に知れわたり、現在にいたるまで全国の多くの皆様に愛用されています。