大台ヶ原(日出ヶ岳)(1694.9m)
2011年7月2日
あまりにもメジャーなハイキングコース。人の多さをきらって今まで避けてきた大台ヶ原ですが
ずいぶん久しぶりに歩いてみることにしました
大台ヶ原は上北山村、川上村、三重県大台町にまたがり
複数のピークが平原状の地形に点在している珍しい地形(隆起準平原)で
ここにしかない独特の景色が見られるところです
大台ヶ原といえば、霧・雨、そしてこのトウヒの立ち枯れた景色
でも40年ほど前は全然違った景色が見られたんですねえ
さて、順路は‥‥‥
大台ヶ原ドライブウェイの終点が駐車場です
駐車場にはビジターセンターがあり、地図を入手できます(100円)
今日は東大台の周遊コースですが、道はよく整備されていて
、家族連れでも快適なウォーキングが楽しめそうです
整備しすぎ‥とも思える道は、自然保護のため
他へ足を踏み入れないようにとの配慮があるようで、
それはあの尾瀬沼の木道にも似ています
(小笠原では外部の物を持ち込まないようにサンゴのかけらで道をつくったそうです)
コースタイム 登山口 〜 日出ヶ岳 (45分) 日出ヶ岳 〜 正木ヶ原 (35分) 正木ヶ原 〜 尾鷲辻 (10分) 尾鷲辻 〜 牛石ヶ原 (10分) 牛石ヶ原 〜 大蛇ー (10分) 大蛇ー 〜 吊り橋 (40分) 吊り橋 〜 駐車場 (30分) |
![]() 11時に駐車場へ到着 かなり遅めの出発です |
![]() ビジターセンター前 土曜日ですが入山者はそれほど多くなさそうです |
![]() ビジターセンター横が登山口 |
![]() 林の中へ足を踏み入れたとたん、降り注ぐような鳥の声 ここが特別な場所であることを実感します |
![]() 木の幹をよ〜く見てみると‥‥ |
![]() 金網が巻かれています 幹が鹿に食べられるのを防いでいるんですね 鹿の食害の深刻さがわかります |
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![]() 展望所に着きました 晴れていれば海が見えます |
![]() 木製階段が山頂へと続きます |
![]() さあ、あとひといき |
![]() 頂上展望台が見えてきました |
![]() 霧のため展望はききません |
![]() 展望台のすぐ横 日出ヶ岳 1694.9m の山頂三角点 大台ヶ原の最高所です |
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![]() 正木峠 トウヒの立ち枯れた光景が すっかり大台ヶ原の景色に なってしまいましたが、昭和30年代までは苔におおわれた森だったのです |
![]() 木道が延々と続き、不思議な雰囲気です |
![]() 霧が発生して真っ白になったり、 またスウッと消えていったり |
![]() 霧が現れては消える様子を見ていると、 「一本たたら」の伝説が生まれた訳がわかるような気がします |
![]() 出発点の駐車場が見えました |
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![]() 正木ヶ原 |
![]() 正木峠方面を眺めると、山が枯野になっている様子がわかります 昭和30年代にはまったく違った景色だったそうです |
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![]() 尾鷲辻にある休憩所 |
![]() 牛石ヶ原 |
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![]() 今日見かけた鹿はこれだけ |
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![]() 牛石ヶ原から数分で大蛇ーへの分岐 |
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![]() この木橋をこえると、いよいよ大蛇ー展望台です |
![]() 大蛇ーは一番の人気スポットですが、今日はそれほど人が多くなく、 ゆっくりとすごすことができました |
![]() 後方の不動返しーも霧に見え隠れ‥ |
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![]() 北側の蒸篭ー(セイロー)が霧の中に見え隠れし、水墨画のようです 帰りに大蛇ーピークに立ちましたが、とても気楽に岩頭を独り占めできます みなさん、ここにはあまりこないようです |
![]() 大蛇ーをあとにして、シオカラ谷へと下っていきます |
![]() やがて水の音が大きくなって、谷川に着きました |
![]() シオカラ谷の吊り橋を渡ります |
![]() いよいよここから登り返し |
![]() またまた霧が出てきました |
![]() 苔むす石と林‥‥そして霧 大台ヶ原の本来の姿なんでしょうねえ |
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![]() 小さな雨粒が落ちてきたので帰り道を急ぎます |
![]() バラバラと雨の音も大きくなりかけた頃、駐車場が見えてきました |
![]() 間一髪セーフ! 車に乗り込んだとたん、すごい雨になってしまいました |