洞川に、子守歌と共に伝わるお話です。 むかしむかし 才兵衛という男がおりました。 才兵衛は働き者で力持ち、年寄りや子どもにも親切なので、村の誰からも頼りにされていました。 才兵衛には おいよ という美しい妻がいました。 谷川の冷たい水で すいじやせんたく。 山菜とりやら 畑仕事 近所の人のぬいものも引き受けて 朝から晩まで くるくると 本当によく働きます。 二人は貧しいながらも、仲むつまじく 幸せな毎日をすごしていました。 |
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おいよ 才兵衛は まだもどらぬか まだももどらぬ 長の旅よ 長の旅すりゃ 身を大切に 人のお世話に ならぬよによ |
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