完歩できるのか‥‥‥六甲全山縦走


西は須磨から東は宝塚まで、尾根をたどりながら、1日のうちに、六甲の全山を自分の力で歩き通す六甲全山縦走(全縦).

全行程は約56キロにもおよびます。果たして完走できるのか。

途中で日没をむかえることになるでしょう。真っ暗な山道をヘッデンの明かりだけを頼りに‥‥。
「大丈夫かなあ」と、不安をかかえて出発しました。



早朝5時30分の須磨浦公園駅
あたりはまだ真っ暗です



ようやく明るくなってきた須磨海岸



明石海峡大橋はすぐ目の前です



旗振山 (標高253メートル)の山頂にある茶屋前を通過し
さらに進むと‥‥



鉄枴山(てっかいさん)山頂




鉄筋コンクリート3階建ての休憩所 (おらが茶屋)




高倉団地へと下っていきます




橋を渡ると高倉団地です



長い長い石段
栂尾山へむかいます



栂尾山(とがおやま)の山頂(標高274メートル)です
栂尾山頂から明石海峡大橋を眺めることができます



ここから北東に小さなアップダウンをこなすと




横尾山山頂 (標高312メートル)からの眺め




さあ、須磨アルプスにさしかかりました




このコースの前半のハイライトですね



風化によって出来た狭く険しい稜線が、本格的な高山を思わせます



東山(標高253メートル)から妙法寺市街へ



道迷いに気をつけて、市街地を歩きます



高取山にある高取神社前を通過





高取山を下りきって、住宅街に出ます
この町の中は縦走者がよく迷うところです




神戸電鉄の鵯越(ひよどりごえ)の駅を下に見て




いきなりの急登です
「新菊水カントリークラブ」が右手に広がります



明石海峡大橋がはるか遠くになりました
ここもきびしい登りです



菊水山頂です
標高は459メートル



天王吊橋まで下りきり、再びの急登の後、鍋蓋山に到着
標高487メートル



急坂を下ります
下山途中、大竜寺山門横を通過



バーベキューを楽しむ人でにぎわう河原「市ヶ原」に出ました





櫻茶屋でひと休みして、再び登りにかかります
全縦路の中でもきついと評判の高い天狗道
確かにしんどかった!



きびしい上り坂を克服して、摩耶山頂(標高702メートル)に到着です 



掬星台(きくせいだい)



神戸市街を眼下に




六甲山牧場が見えています




六甲山ホテル前を通過





凌雲台は神戸の観光スポットだけにお洒落な施設が並んでいます
ガーデンテラスです




六甲山最高峰






いよいよ六甲山頂から宝塚に向けて下降開始。
ガードレールの切れ目から左手の山道に入ります

あたりはすっかり暗くなってしまいました。



ヘッドライトだけをたよりの長い長い山道
午後7時ごろ、ようやく宝塚の街灯りが見えてきました




真っ暗闇のため、写真を写すこともできませんでした。

以下は、後日に同じコースをたどった時の記録です。



山道の終わりを告げる塩尾寺に到着
この寺は高台(標高354メートル)にあるので、
ここから車道をかなり下らなければなりません。
疲れ切った足にはつらいところです



やっと宝塚大劇場が見えてきました






番外登山トップへ