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大普賢岳

山上が岳から熊野へと続く山岳縦走路「大峰奥駈道」
今回は「大普賢岳」「国見岳」「七曜岳」の周遊コースです。

2007年5月17日 雨のちくもり(強風)

8:10和佐又ヒュッテ出発 → 和佐又山のコル → 9:10笙の窟(しょうのいわや) → 9:30日本岳のコル
→ 9:55 石の鼻(景勝ポイント) →  小普賢岳 → 10:25 奥駈道出合 → 10:55 
大普賢岳山頂(1779b) → 11:18水太覗(昼食)
 → 薩摩転げ・内侍落とし → 12:51 稚児泊 → 1:08 七つ池 → 13:25 
七曜岳山頂 → 13:33 無双洞への下り分岐
    → 長い下り → 14:32 
無双洞 (休憩) → 再びの登り(急登) → 底なし井戸 → 和佐又山のコル → 16:21 和佐又ヒュッテ到着



8:10 和佐又ヒュッテから出発

8:25 和佐又山のコル

この分岐をまっすぐに進みます




林間を進んでいくと、やがて目の前に
大きな岩山が

8:55 シダンの窟(いわや)




朝日の窟






崖の上からは絶え間なく清水がしたたり落ちる






9:10
  笙の窟(しょうのいわや)

    大峰山脈の主稜を構成する大普賢岳の東方、日本ヶ岳の南西岸壁にあります
役の行者が最初に行をした場所と云われ
現在も大峰で修行する行者たちにとって大切なところです


「寂寞の 苔の岩戸のしずけきに 涙の雨のふらぬ日ぞなき」



鷲の窟


鷲の窟上方の岸壁
神変大菩薩の光背はここだという説も



ここを登りきると、日本ヶ岳からのコル



日本ヶ岳の南西斜面を登りあげると、
小普賢岳へと向かうコルにでます。



いよいよ鉄梯子があらわれます



登りきると、絶好のビューポイント
「石の鼻」



9:50 「石の鼻」
景色を楽しみましょう







鎖場、鉄梯子を登って


10:45 山上ヶ岳からの奥駈道との出合に出てきました




10:55 大普賢岳 山頂
1779.9m



さて、このコースはここまでは快適な登山といえます
ここから先がなかなかてごわい
七曜岳に向かう急斜面の下り、登り
それだけに、奥駈道の雰囲気も味わえます


大普賢岳の山頂を後にして、国見岳、七曜岳へと向かいます

8:10和佐又ヒュッテ出発 → 和佐又山のコル → 9:10笙の窟(しょうのいわや) → 9:30日本岳のコル
→ 9:50 石の鼻(景勝ポイント) →  小普賢岳 → 10:25 奥駈道出合 → 10:55 大普賢岳山頂(1779b)
  11:18水太覗(昼食)
 → 薩摩転げ・内侍落とし → 
12:51 稚児泊 → 1:08 七つ池 → 13:25 七曜岳山頂 → 13:33 無双洞への下り分岐
    → 長い下り → 14:32 無双洞 (休憩) → 再びの登り(急登) → 底なし井戸 → 和佐又山のコル → 16:21 和佐又ヒュッテ到着



大普賢岳の山頂を越え、稜線を下ると



11:18 「水太覗き」
水太谷に落ち込むような景色です
ここで昼食


国見岳に向かってなだらかな道
笹をかき分けて進むとシャクナゲの群生
まだつぼみはかたいようです

いつの間にか国見岳を踏み越していました
ここを左に。
いよいよ薩摩転げ・内侍落としの険しい下りです


12:40 足場は木の根だけのトラバース。
朽ちていないか確かめながら
慎重に下りましょう
鎖に頼りすぎるのも危険です




ひと息ついて振り返ると、越えてきた山々の全容が見えてきました


稚児泊・七つ池などの奥駈道名所を通過して、七曜岳へと向かいます

8:10和佐又ヒュッテ出発 → 和佐又山のコル → 9:10笙の窟(しょうのいわや) → 9:30日本岳のコル
→ 9:50 石の鼻(景勝ポイント) →  小普賢岳 → 10:25 奥駈道出合 → 10:55 大普賢岳山頂(1779b)
  11:18水太覗(昼食)
 → 薩摩転げ・内侍落とし →
 12:51 稚児泊 → 1:08 七つ池 → 13:25 七曜岳山頂 → 13:33 無双洞への下り分岐
    → 長い下り → 14:32 無双洞 (休憩) → 再びの登り(急登) → 底なし井戸 → 和佐又山のコル → 16:21 和佐又ヒュッテ
到着


深遠な奥駈道の雰囲気がただよってきました


12:51 「稚児泊」 
再び稜線を登っていきます




13:08 「七つ池」


13:25 七曜岳山頂に到着



山頂下の分岐を左に
無双洞への下りです
ここで奥駈道をはずれます



険しい下り
足を痛めないように



道を見失いそうです
時々立ち止まっては、目印のテープなどを
さがします


やっと沢が見えてきて‥‥



14:35 無双洞に到着
谷川の水を飲み、ひと休み


ここからの登りがまた険しい
写真をとる余裕がありません


16:21 ようやく和佐又ヒュッテに到着
奥駈道からは山上ヶ岳や稲村ヶ岳・弥山・八経ヶ岳・行者還岳など
奥駈の名山が一望できる、すばらしいコースです。
帰路の無双洞からの登りは、けっこうきついし、注意が必要です


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